L-SMASH Works File Readerの設定
※r940など古いバージョンは設定が正常に読み込まれないバグがあるため、設定しても意味ないことがあります。
設定は変更後、AviUtlを閉じるまでは有効になりません(変更後に英語でそのようなダイアログメッセージが出ます)
また、.lwiファイルを消さなければ反映されないことがあります(lwiの場所は後述の設定によります)
上半分
https://scrapbox.io/files/6431a779a9aa5e0020ce3e2e.png
もし動画が上手く読み込めない場合に切り替えてみると良いかもしれません(チェックありのせいで正常じゃないことの方が多いです)
VFR->CFR:チェック無しが基本
可変フレームレート(VFR)動画を読み込む際、指定した固定のフレームレートで読み込むようにする設定
VFR動画の音ズレ修正目的で紹介されることが多いですが、チェックを入れるだけで直るようなものではない事に注意です
VFR動画そのものが動画編集に向かない形式のため、このチェックを入れて修正するよりHandBrakeなどの変換ソフトでCFRに変換することを推奨します。
正しく使わなければCFR動画に対してもバグを起こしたり、チェック無しでは起こらない音ズレを起こす原因にもなります
例えば30fpsの動画に対して60fps用の設定をすると緑一色になることがある現象が確認されています
右の数値が割り算としてフレームレートを指定します。上記では 60000 / 1001 ≒ 59.94 fps ということになります
動画の平均フレームレートがどれくらいかを調べ、その付近の数値で微調整する必要があります
おおよそ60fpsの動画であれば、59995 / 1000 にしてみたり 60005 / 1000 にしてみたり少しずつ変えて調整します
下半分
https://scrapbox.io/files/65e70033558396002464e61d.png
Handle cache:チェック無しが推奨
拡張編集で分割した動画全てに再読み込みが発生するのを改善するための機能
InputPipePluginにもあるハンドルキャッシュと競合をしてしまうため不要
Create Index file:チェック有りが推奨
.lwiファイルを生成することで動作が軽くなったり安定したりします
「.lwiが生成されて邪魔ならチェックを外す」のようなことを書くサイトがありますが、L-SMASH Worksを最新版に更新することで後述の設定が追加され、lwiフォルダに生成されるようになりチェックは外さずとも解決します Use cache dir:チェック有りが推奨
.lwiファイルをlwiフォルダに生成するようにします(チェック無しの場合は動画ファイルと同じフォルダ)
lwiフォルダの場所はCache directory pathで指定することができます(空欄ならlwinput.auiと同じフォルダ)
Delete old cache:チェック有りが推奨
lwiフォルダ内で指定した期間アクセスがない.lwiファイルをAviUtl起動時に削除します
.lwiファイルが蓄積して容量が大きくなるのを防げます
Libav video index / Libav audio index:チェック無しが基本
ここの設定を変えてエラーを吐いてしまった場合、lwiファイルを削除するまで正常に読み込めなかったりします
Preferred decoders
デコード速度が変わらない場合は記述しない方が良いかもしれません
上記二つを追記する際は , で区切るのを忘れないように気を付けてください